妊娠・出産・子育て⑧ ～初乳のはなし～

出産後に初めて与えるお乳のことを初乳と言います。




初乳は高濃度でタンパク質の含有量が高く、栄養豊富であることが知られています。

さらに、

・感染症から守る

・免疫力を強める

・腸の機能を高める

・黄疸を予防する

など

赤ちゃんの成長と発達をサポートする特別な成分が膨大に含まれています。



重要なのは初乳を与えるタイミング

赤ちゃんのお腹の中には、胎内でため込んだ宿便（別名カニババ）が残っています。

これをまず先に出すことが重要だといいます。

宿便が出てから初乳を与えると、初乳に含まれている毒素によって中毒を起こし、さらに残りが排泄されます。

ここを間違えてしまうと、宿便が毒素として体内に残ってしまうことになります。

その毒素は、いずれ何らかの形で排泄しようとしますが、その一つがアトピー性皮膚炎などの呼吸器疾患と関係があるのではないか。

とも言われています。


昔は世界各地で、宿便を出してから初乳を与えることが大事だと言われていたようですが、西洋医学が主流になり、忘れられてしまったようです。。。


これから出産をされる方、特にご自身にアトピーなどがある方は、ぜひ試してみて欲しいと思います。